everride– Author –
-
感情のコントロールについて
【】 発達障害の診断を受けたお子さまの中には、感情のコントロールが難しいケースが多く見られます。例えば、友達や大人の何気ない一言をきっかけに感情が爆発し、相手をどなったり、ものを投げたりすることがあります。けれども時間が経つと、何事もなか... -
遊びは最高の学び ― 成長を支える遊びの工夫
【こどもとの遊び方とは?】 こどもとの遊びは、ただ楽しく時間を過ごすためだけではありません。こどもとの遊びは、親子の時間を豊かにするだけでなく、心と体、ことばや社会性など、成長に欠かせない要素を育てる大切な活動です。 遊びは「楽しい」から... -
「話したい気持ちを支えるために ― 吃音と支援のかたち」
【】 吃音(きつおん)とは、言葉を話すときにスムーズに声が出ず、言葉が詰まったり、同じ音を繰り返してしまったりする発話障害のひとつです。授業中の発表や自己紹介など、人前で話す場面で強く現れることが多いため、子どもの学校生活や友達関係に影響... -
聴覚過敏の子どもに寄り添う ― イヤーマフが広げる安心の可能性
【】 イヤーマフは、耳を覆って周囲の音をやわらげたり遮ったりする防音グッズです。工事現場や空港、射撃場など、騒音の多い場所で働く人の耳を守るために使われてきました。最近では、音に敏感な子どもや大人が日常生活の中で安心して過ごすためのアイテ... -
発達障がいを持つ子供の特性と声掛け・かかわり方について
【<発達障害の3つの分類と特性>】 <発達障害の3つの分類と特性>○ ASD(自閉スペクトラム症)– 社会性やコミュニケーションの苦手さ、限定された興味・こだわり○ ADHD(注意欠如・多動症)– 集中のしづらさ、多動性・衝動性○ LD(学習障害、SLD(限局性... -
その「個性」、実はコミュニケーションの多様性!~発達障害と築く“わかり合える”関係~
「あの人、ちょっと変わってるな…」 「どうして私の言うことが伝わらないんだろう?」 もしかしたら、そのコミュニケーションの「ズレ」は、発達障害の特性によるものかもしれません。 発達障害は、近年その認知度が大きく高まっているものの、まだまだ誤... -
放課後等デイサービス × 校内教育支援センター 〜子どもを支える“学校と福祉”の連携〜
「放課後等デイサービス(放デイ)と学校って、ちゃんとつながっているの?」「校内教育支援センターって、そもそも福祉とは関係あるの?」 そんな疑問を、保護者の方からいただくことがあります。 確かに、「放デイ」は児童福祉法に基づく福祉サービス、... -
「障害者雇用」って、どんな仕事をしているの?
「障害者雇用」という言葉は耳にする機会が増えてきましたが、「実際にはどんな仕事をしているのか?」「職場ではどんな配慮がされているのか?」まで知っている人は、まだ少ないかもしれません。 「特別な仕事をしているんでしょ?」「サポートが大変そう... -
放課後等デイサービスにおけるICT活用:支援の質向上と業務効率化の可能性
近年、私たちの日常生活において、ICT(情報通信技術)は不可欠なツールとなっています。 この波は、障がい福祉分野、特に放課後等デイサービス(以下、放デイ)の現場にも押し寄せており、その活用によって、支援の質向上や業務効率化に大きな可能性が秘... -
【学校と放課後等デイサービス】役割の違いと連携による相互補完性
障がいのあるお子さんの保護者の方々から、「どちらも子どもを預かってくれる場所だけど、どう使い分けたらいいの?」といったご質問をいただくことは少なくありません。 また、それぞれの現場で働く支援者の方々にとっても、互いの役割を深く理解し、連携...