発達障害の基礎知識– category –
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発達障害における二次障害とは
発達障害(自閉スペクトラム症・注意欠如多動症(ADHD)・学習障害など)の特性そのものを「一次障害」と呼びます。 これに加えて、環境や人間関係などから生じる心身の不調や行動上の困難を「二次障害」といいます。 発達障害のある人すべてが二次障害を... -
大人のADHDについて
【大人になってから診断がつくことも多いADHD】 近年、ADHDが世間に知られるにつれ、不注意や多動・衝動など注目されやすいですが、意外に好きな分野や特異な分野では集中力を維持できたり、ミスも少ないことがあります。ADHDの多くの方は、独自の視点... -
発達障害の診断基準と医療機関の選び方
発達障害とは、先天的な脳機能の違いによって、社会的なコミュニケーションや行動に特徴が現れる状態を指します。代表的な発達障害には、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)などがあります。本コラムでは、発達障害の診... -
チック症について
【チックとは?】 チックとは、突然、速く、反復的に繰り返される運動や発声のことをいいます。まばたき、肩すくめ、手足の曲げ伸ばしなど身体の動きのチックを「運動チック」、咳払い、鼻ならし、うなりなどの発声に関するチックを「音声チック」といいま... -
大人の発達障害について
【はじめに】 発達障害というものは先天的な障がいであり、成人に達してから発症するということはありません。特性への理解や診断の加速など様々な要因もあり、「発達障害」という名前が世間一般でも認知されるようになり、お子様の特性に合わせ学校での対... -
認知特性視覚優位、聴覚優位学習法
認知特性への理解やそれを生かす学習方法を知ることは、子どもの学習環境をよりよくするために欠かせないものとなっています。しかし、そもそも認知特性について知らない、認知特性をどのように子どもの学習に生かせばよいか分からないという保護者の方も... -
脳の働きとADHD
【ADHDとは?】 ADHDとは注意欠如・多動性障害のことで発達障害の一種です。忘れ物やミスが多い、不注意さ、好きなこと以外には関心を示さない「多動性」などが特徴です。また、待てずに思いついたまま行動してしまう「衝動性」も特徴に含まれます。これら... -
自閉症スペクトラムの「こだわり行動」とその関わり方について
自閉症スペクトラムのこだわり行動について、「聞いたことがあるけど、それって悪いことなの?」「発達障害の子に現れる行動?」など、不安を抱く方も多いかと思います。ここでは、こだわり行動について、その特徴や対応方法などを紹介できればと思います... -
自閉症スペクトラム(ASD)のお子様にみられる「聴覚優位」
【★自閉症スペクトラム(ASD)のお子様にみられる「聴覚優位」】 発達障害への支援を行う上で「得意」に対して支援を行うことが重要とされています。得意に対して支援行っていくためには、人間の「認知特性」の仕組みを理解することが重要です。その中でも、...
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